日本のお酢の中においで昔ながらの
「静造発酵法(せいちはっこうほう)」
で、
じっくり月日をかけ作られているお酢は、
たったの2%。
そのうち、使用しているタンクがステンレス
などではなく、古くより受け継がれている
「木桶」を用いて作られているのは
1%未満です。
そのようにして作っている数少ない蔵元の
一つが神様の地・三重の熊野にあります。
静置発酵法で作られるお酢とは、大量生産を
行うための速醸法(そく
じょうほう)のように6時間
ほどで機械で作り上げてしまうお酢とは違い、
呼吸している「木桶」で、まずお酒(どぶろく)
作りを行い、その後120日以上かけて自然の力で
発酵・熟成してできるお酢の事です。
お酢が持つ本来の味わい、自然なまろやかさは、
お料理に使うとその違いがはっきりとわかります。
この非常に貴重で、安心且つおいしいお酢
「神酢(かみず)」。
食卓を、人生を、真に整かにしてくれる自然の恵みです。